ベルトラマンfeat.メルボルン
Melbourne Phillip Island Melbourne Phillip Island
出典 : https://www.expedia.co.jp

自然豊かなリゾートフィリップ島とは?

メルボルンの南東約135km、ポートフィリップベイに浮かぶ自然豊かなリゾートがフィリップ島。

アイランドペンギンやコアラをはじめ、アザラシ、ミズナギドリなどがいる島全体が野生動物の宝庫。

フィリップ島の海岸は世界で一番小さい体長わずか30センチほどのリトルペンギンたちが32,000羽ほど生息しています。親ペンギンが子供ペンギンのために、朝、魚を捕りに海に出かけ、日没に合わせていくつかの群れになって巣に戻ってくるのですが、そのかわいいペンギンたちのヨチヨチと歩く姿(=ペンギンパレード)が有名ですが、すでに1920年代からその「ぺンギンパレード」を見る観光の歴史があった伝統の観光地です。

現在は海岸一帯は保護区として、ペンギンとその生息地を守る活動がおこなわれている、オーストラリアでも有数のペンギン保護地域なのですが、キュートなぺンギンの姿にきっと感動します。

ぺンギンのほかにも、東部一帯はコアラ保護センターが、西端グランド岬沖合はアシカが生息するシール・ロックスで5000頭以上のアザラシが生息するコロニーとなっておりホオジロザメなどの生態について学べるノビーズセンターもあります。ペンギンだけでなく、さまざまな野生動物に出会える場所ですよ。

メルボルンからフィリップ島へは車で約2時間。各旅行社による日帰りツアーによる参加も可能ですし、レンタカーを借りてゆっくりと出かけてみるのも時間に縛られずお手軽です。 要チェック!

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フィリップ島の人気No1
ペンギンパレード

世界一小さいリトルペンギンと呼ばれるフェアリーペンギン。
短い足と小さな手を左右前後に揺らしながらヨチヨチ行進するキュートさが観る者を魅了しますが、海から陸にあがってくる可愛らしいリトルペンギンがパレードのように並んで巣に戻っていく姿を一目見ようと、世界中の人が集まります。

そう、それがメルボルン発の日帰り旅行の代名詞フィリップ島のペンギンパレード。メルボルンで一番人気の自然アトラクションなのです。

日が沈みあたりが暗くなった頃、フェアリーペンギンが餌を捕りを終え、海から巣に戻ってくる様子を見学できるのがぺンギンパレードです。
波の音だけが響く静寂の中、波打ち際にフェアリーベンギンがチラホラ現れ、あたりの様子をうかがいながら数羽から200羽の群をなし、少し離れた茂みや岩場の巣へと向かって歩き始めます。リトルペンギンたちが巣に戻るまで群れでヨチヨチ行進する姿はなんともキュートです!たまに進路を誤り足場の悪い崖っぷちを歩いてしまいウロウロしているかわいいペンギンもいたり、本当に見ているだけで気持ちがほわっとさせられます。

またツアーでは、レンジャーからぺンギンの生態について学ぶこともできますよ。 見学スタンドの最前列両サイドが特等席。産卵、子育てシーズンの夏季は数多くのベンギンが見られますが、写真、ビデオ撮影は禁止されています。

鑑賞場所に到着したら、日没をゆっくりと待ちます。その間、レンジャーさんが鑑賞時の注意やペンギンがどうやって海から戻ってきて、巣に戻るのかなどを説明してくれます。こちらは英語なので、ペンギンプラスで鑑賞される方は日本語のMP4で音声を聞きましょう。 要チェック!

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フィリップ島のペンギンパレードで押さえておきたいポイント

写真撮影はだめッ!
驚かさないように…

ペンギンの生活を邪魔しないため、ビーチヘのカメラやビテオの持ち込みNGになっています。

ペンギンたちが日没になって巣に戻るのは、ペンギンたちが怖がりだから。海辺まで戻ってきていても水の中で周りが暗くなるまでじっと待機しているのです。
ですので、ヨチヨチペンギンたちを見ても大声で騒いだりフラッシュなんてもってのほか。ペンギンたちがびっくりしてしまうので、静かに見守ってあげましょう。

日没の1時間前には集合
夜遅くなることも。

ペンギンパレードといっても動物園のペンギンたちが飼育係の人の号令により、並んで行進しているわけではありません。

ペンギンの上陸時間は季節で異なりますので、見逃さないため早めに到着したいところ。 ちなみにだいたい夏は20時から45分頃、冬は17時15分から45分頃からと、日没の時間帯によってだいぶ時間帯は変わります。

ペンギン到着予測時間は「Penguins arriving in 6h 12mins(ペンギン到着まであと6時間12分)」といった形でフィリップ島自然公園のウェブサイトに常時表示されているので、簡単にチェックできます!

夏はスタート時間が遅いため、必然的に終了時間もかなり遅くなるので注意して予定を立てましょう。スマートフォンを持っている人は、訪問前に公式アプリのダウンロードを忘れずにしましょう。施設案内のほか、ペンギンの豆知識や、来場時間の目安などの詳細が日本語でも確認できる必携のアプリです。

防寒着は必須!
かなり寒くなります

夜は夏でも冷え込みます。

というのも見学スタンドは周りを遮るものがなく、タスマニアや南極方面からの風をそのまま受ける構造になっているからです。

日没からペンギンを1時間以上じっと待つことになりますので、冬場はもちろん、夏場でも上着や毛布など忘れずに準備しましょう。特に冬はマフラーや手袋を持参することをおすすめします。

ひなを見るなら12月から2月がおすすめ!
必見の季節です

海の中から続々とペンギンがあがってくるペンギンパレードとともに、巣で待つフワフワのひなを見られるのが12月から2月。

南半球の夏にもあたるこの時期 は、ペンギンの観察に絶好の季節です。

夏季や休日には予約を!
早めの行動を

ベンギンパレードは地元の人にも大人気。ツアーやチケットの予約は早めに済ませておきましょう。

先ほども述べましたが2月から2月はひな鳥がみられることもあって、入場者数が増えるので個人で訪れる場合には前売りチケットの購入をおすすめします。

チケットは、見学スタンドから観察する一般入場(General Viewing)のほか、一般入場よりもペンギンに近づける特別席(Penguin Plus)や、ペンギンプラスの席の下に設置された地下スペースからペンギン目線で観察できるアンダーグラウンドビューイング(Underground Viewing)など、数種類あります。

私としては特別席(Penguin Plus)が絶対のお勧めです。特別席はそれ以外の一般席とは全く別の場所で2-300m離れた場所にある席ですが、こちらのほうがよりペンギンの数も多く、間近で見れる設計になっています。

通常の入園料が大人一人約$22のところ、2倍の$44かかりますが、先着190名の特別席で間近にペンギンが見られるだけでなく、ホットドリンク1杯無料だったり、オーディオガイド(各種言語、日本語もある!)の貸出しなど特典も豊富で2倍払う価値は十二分にあります。とにかく、キュートなペンギンちゃんを間近でじっくり見たかったら、この特別席(Penguin Plus)は絶対お勧めです。

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アクセス

フリンダースストリート駅から電車とバスでカウズまで乗り継げるのですが、接続はあまりよくないです。カウズからぺンギンパレードの場所まではさらに15kmで公共交通機関はありません。ですのでツアーかレンタカーの利用が便利でしょう。レンタカーであれば、昼間はコアラ保護センターやアザラシのコロニーがあるノビーズセンターを訪れて、夜にペンギンパレードを見るといった行程も可能です。またツアーであればメルボルンからは、日本語ガイドつきの現地ツアーが多く催行されているのでチェックしてみてください。

ちなみに本土とは橋とフェリーとで結ばれています。車で行くなら、メルボルンからモナッシュハイウェイを南東へ向かい、1時間30分。フェリーで行く場合は、メルボルンのサザン・クロス駅から電車でSTONY POINTまで行き、そこからフェリーに乗ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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