ベルトラマンfeat.メルボルン
Melbourne Cafe Melbourne Cafe
出典 : https://jp.pinterest.com/

メルボルンのカフェ事情

メルボルンっ子はカフェが大好き。

メルボルンには魅力的なカフェが点在していますが、特に中心部は「10歩進むとカフェにあたる」といわれるほどひしめき合う様子は、メルボルンを代表する風景です。
そんなカフェの町のトレンドをつくっているのが、自分たちで豆を買い、焙煎し、入れ方にもこだわるスペシャルティコーヒーの店々。気難しい店主がいるような店ではなく、どこもおしゃれでフレンドリー。気軽においしいコーヒーと食事が楽しめます。街を散策しながら、お気に入りを見つけてみましょう。

朝早くからビジネスパーソンが打ち合わせする姿が多いのが、メルボルンでの人気カフェの証。
日本ではあまり耳なじみのない“フラットホワイト”というメニューがメルボルンのカフェでは定番です。 エスプレッソにフォームミルクという組合せですが、カフェラテよりもフォームの泡が少ないため、コーヒーの香りと風味がストレートに入ってきますよ。
要チェック!

About
メルボルンの人気カフェ

メルボルンサードウエーブのパイオニア

セントアリ

セントアリ
St Ali coffee roasters

【サウスメルボルン】

メルボルンのサードウエーブの先駆けとして、産地にこだわったコーヒーを提供、オーストラリアのコーヒーシーンを語るうえで外せない店がセントアリ。シティーから離れているにも関わらず、連日満席の状態です。

2005年にマーク・ダンドンがオープン、2007年からはサルバトーレ・マラテスタが引き継ぎ、“スペシャルティコーヒー"のビジネス拡大をけん引しました。ちなみにマーク・ダンドンは現在、同市内の人気カフェ・セブンシーズのオーナーです。

現オーナー、サルバトーレ・マラテスタはコーヒー豆の自家焙煎からさらに進んでコロンビアにコーヒー農園を所有。2013年の『グッドカフェガイド』のベストフードカフェに選ばれるなど、スペシャルティコーヒーの評価は世界に及びます。

サウスメルボルンの元倉庫を改装したセントアリ店内には、常に最新の設備や技術を取り入れ、韓国、ロンドンやミラノ、ケニア、ジャカルタでポップアップカフェを展開するなど海外にもコーヒーカルチャーを広める旗手です。

カップにシングルラインで描かれているのは、店舗の外観でかわいらしい点もポイント。コーヒーはさっぱりとしたまろやかな味です。コーヒーの美味しさはもちろんのこと、ボリューミーなバーガーなど美味しいフードも充実しているので、朝食にランチに、さまざまなシーンで訪れたい一軒です。メニューにはコーヒーのテイスティングノートが記されています。

メルボルンのオシャレスポットに

マーケットレーン・コーヒー

マーケットレーン・コーヒー
Market Lane Coffee

【サウスヤラ】

メルボルンの中でも随一のおしゃれ地区サウス・ヤラのプラーンマーケットの一角にあるスペシャルティコーヒーのカフェ。ロンドンで一番おいしいコーヒー店として知られるモンマスコーヒーで働いていたジェイソン・シェルタスが地元メルボルンに戻って開いた店で、バリスタこだわりのドリップコーヒーが楽しめます。 南米などで直接豆を仕入れ、豆の個性に合わせた少量焙煎のために、プロバット社の古い焙煎機をドイツからわざわざ取り寄せるほど機材にもこだわっています。

エスプレッソにミルク入りのコーヒーのほかカを入れるのが、ポアオーバーというペーパードリップ式コーヒー。 豆の産地とテイスティングノートが記されたカードを添えて提供されます。ポアオーバーコーヒーの3種類飲み比ベセットもありますので興味のある方はぜひトライしてください。

自宅でも楽しんでもらうため、ドリッパーやフィルターも販売しています。

プラーン店では金・土曜10:00~ 11:00に力ッピング体験も実施。入口はエリザベス・ストリート側。 クイーンビクトリア・マーケット内と外のテリー・ストリート、カールトンにも店舗あり。

マーケット内にあるマーケットレーン・コーヒーはキッチンを持たず、はやりの低脂肪のスキムやソイのコーヒーも紅茶もない店舗。品質のいい豆をできるだけブラックで味わってもらいたい、とコーヒーの味と香りで勝負する点は覚えておきましょう。

セントアリ創業者の理想郷

セブンシーズ

セブンシーズ
Seven Seeds

【カールトン】

このお店は、セブンシーズというメルボルンで一番と言っても過言ではない人気スペシャルティコーヒー店。コーヒー激戦区でもあるカールトン地区のクィーンヴィクトリアマーケットとメルボルン大学の中間くらいに位置し、倉庫を改装した店舗はさわやかなブルーに白いラインが目印です。

セントアリの創業者マーク・ダンドンが豆の焙煎と保管場所を求めてオープンした店舗だけに、直接産地で買い付けた豆を自家焙煎するこだわりのコーヒーは、単一産地でありながら豆ごとに味わいが大きく異なります。 店内にはていねいな豆の説明があるほか、コーヒーを頼むとその産地やフレーバーの特徴が書かれたメモも渡してもらえます。酸味の効いた豆ならストレートなど、豆の特徴から飲み方を選ぶ楽しさを発見できるカフェと言えるでしょう。

コーヒー豆の生産法から焙煎、抽出までこだわり、豆の説明を丁寧にしてくれるので、お好みに合った最高の一杯に出会えるかもしれません。ちなみにCBDにあるブラザー・ババブダンはここの豆を使う系列店

店内に一歩足を踏み入れると天井が高く、奥行きのある空間が広がり、地元のメルボルン大学生も多く訪れています。食事もクオリティが高く居心地がいいため、朝7時のオープンで地元の人たちにまぎれて、美味しい朝食をいただくのもオススメですよ。

メルボルンのオシャレスポットに

ババブダン

ババブダン
Brother Baba Budan

【CBD】

メルボルンの中心地、リトル・バーク・ストリート沿いにある有名カフェ。系列店ということから、市街地でセブンシーズの豆を使ったコーヒーを楽しめるお店です。特徴的な店名はコーヒー豆の種7粒をアラビア半島からインドに持ち帰って栽培を始めたという伝説のイスラム巡礼者の名前からとられています。

また椅子が天井からぶら下がっているという日本では絶対にあり得ないインテリアも話題に上がるカフェです。

コーヒーは7類の豆をブレンドしたものを利用しており、コーヒーの味は酸味・苦みともに他のところに比べてちょっと強い味。大人の味と言えるお店ですよ。暑くてもさらりと飲めるカプチーノ、24時間水出しのアイスコーヒーは冷たいのに豆を感じられる一品。焙煎した豆も販売していますのでお土産にも。

メルボルンの中心地にあるので、街歩きやお買い物の休憩に利用するのにぴったりです。

いかがでしたでしょうか?
メルボルンにあるカフェははずれがないと断言できるほど、どんなお店も洗練された味わいです。ここに紹介した以外にもたくさんのカフェがメルボルンにはあります。 メルボルンの街歩きを楽しみながら、ぜひ、メルボルンのカフェ文化を満喫して、お気に入りの一軒を見つけてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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