LET'S ENJOY Beach in Gold Coast
ゴールドコーストヘ来たら、まずはビーチヘ繰り出しましょう。その名 のとおり美しく輝く白い砂浜がどこまでも続きますよ。
砂はサラサラで細かく、汚れていないため、歩く とキュッキュッと音がする鳴き砂。 ゴールドコーストには、そんなすばらしいビーチが数多くあるんです。
ゴールドコーストのビーチはエリアことに特色があります。そのいくつかを訪れてみるのもゴールドコーストでの楽しい過ごし方といえるでしょう。
中心地サーファーズパラダイスのビーチでは、大勢の人が思い思いにくつろいでいる 姿を目にすると思いますが、ちょっと中心部を外れると、人もまばらな海岸線 が延びています。
観光客でにぎわうサーファーズパラダイスビーチは、滞在中誰もが訪れるビーチですが、その北隣のメインビーチ、南隣のブロードビーチなら、それほど込み合うことなく地元の人に交じってビーチライフを楽しめるはずです。
またサーファーならぜひ訪れたいのが、ゴールドコースト南部のバーレイヘッズ、カランビン、キーラ、グリーンマウンテン、デュランパー。
いずれも世界的にも有名なサーフポイントですよ。眺めのよいビーチならバーレイヘッズ、カランビンがおすすめでしょう。海の向こうにメインビーチからサーファーズパラダイス~ブロードビーチと続く高層建築群が眺められますよ。
各ビーチにあるサーフ&ライフセービングクラブにも立ち寄りたいところです。基本的には会員制のクラブなのですが、パスポートを提示すればビジター利用が可能になっています。サーフィンやボディボードがレンタルできる場所もあり、どこも眺めのよいレストラン&バーを併設しています。
自分が泊まっているエリアのビーチだけではなく、いろんな町の ビーチヘ出かけ、ローカルな雰囲気を味わうのもゴールドコースト ならではの楽しみ方でしょう。
要チェック!
絶対知っておきたい
世界中の観光客を魅了する
サーファーズパラダイスは世界中の観光客を魅了するビーチリゾートです。
美しいビーチ沿いに高層ホテルが連なり、ビーチには肌を焼く大勢の人たちやサーフボードを抱えたサーファーたち…。
そんなゴールドコースト旅行者がイメージするとおりビーチ像が、この町にはありますよ。
マリンアクティビティを思いっきり楽しめるのが最大の魅力ですが、 カビル・モールを筆頭にショップやレストランが数多ク並び、ショッピングやダイニングも大充実です。オーストラリアでは珍しく、中心部のショップは毎日21時頃までオープンしており、レストランの数も100を超えますよ。また毎週水・金・日曜にはマ ーケットも開催されています。
サーフィンの街だけあって、初心者向けから世界大会の開催地で行われる上級者向けのものまで、サーフレッスンの種類が豊富に揃っています。
サーファーズパラダイスのビーチを歩くなら朝か夕方がおすすめでしょう。サーファーが海に出るのも朝夕ですし、日中は署く日差しが強いので、散策には向かないからです。カフェは朝7時頃からオープンしているところが多いので、エスプラネード沿いのカフェでビーチを見ながら、朝のフラットホワイトを美味しくいただくのが通のたしなみです。
ランチはショッピングセンター内のフードコートがリーズナブル。
なお、サーファーズパラダイス・ブルバード沿いに建つ、超高層Q1リゾート&スパの77階には展望台スカイポイントが設けられており、サーファーズパラダイス周辺のパノラマビーチビューを楽しむのに適しています。
サーファーズパラダイスよりもはるかにローカルな雰囲気
サーファーズパラダイスの北に位置する町がメインビーチ。
サーファーズパラダイスのビーチに隣り合わせなのですがビーチ沿いには一般的なホテルはなく、ほとんどが高層のコンドミニアム 。ショッピングセンターやおみやげ店などもなく、海外からの滞在客はあまり多くない穴場ビーチです。滞在しているのはほとんどがオ―ストラリアの方々なので、サーファーズパラダイスよりもはるかにローカルな雰囲気が漂っているエリアです。
ビーチの一部はサーフィンのメッカでもあるため、いい波を求めてサーフアーたちが集まります。メインビーチ・ツーリスト・パークに近いビーチは、カップルや一人で静かな時間を過ごしたい人々が多い印象。砂浜へのエントリーから水際までの距離が広いのでとても開放的なビーチと言えるでしょう。
付近には、ゴールドコースト随一の高級プランド店が多く入るマリーナ・ミラージュが。まだそれに隣接して、パラッツォ・ヴェルサーチやシェラトン・ミラージュといった一流ホテルも建ち、リッチなエリアを象徴しています。
マリーナ・ミラージュ の対岸には、プロードウォーター・ビーチ・パークがあり、ローカルの憩いの場となっています。海沿いにはボードウォーク、ロック・ポンドと呼ばれる水遊びのプールや休憩用のガゼボなどもありますし、ビーチにはクラゲよけのネットが張られ、安心して遊ぶことができるスポットですよ。
なおメインビーチでのマリンアクティビティは、内海のプロードウォーターで楽しめます。波が穏やかなため、パラセイリング、ジェットスキー、スピードボートライド、フィッシングなど各種マリンアクティビティを楽しむのに最適な場所なんですね。多くのアクティビティ会社がマリーナミラージユやマリナーズコープにオフィスを構えています。
サーファーズパラダイスに次ぐ観光エリア
ブロードビーチは サーファーズパラダイス の南に位置する街です。 ショップやレストランカフェ、カジノやホテルなどが集まる多彩なエリアに近年開発が進み、トレンディなエリアとしてフアッショナブルなローカルが数多く訪れる街です。 もちろんビーチもサーファーズパラダイスに負けないほどのすばらしさ。 ゴールドコースト最大のフリーマーケットが行われることでも知られるカラーラ公園近くに広がる、ブロードビーチにある白砂のビーチは、ファミリーや若者が多いビーチなので、平日はひっそりとしています。 込み合うことも少なく、むしろゆったりできていいほどです。 早朝と夕暮れどきには、地元の人々がサーファーズ・パラダイスとプロードビーチの間をビーチウォークしている姿を多く見かけるでしょう。そんなノスタルジックなビーチです。
世界中のサーファー憧れの町
ブロードビーチ以南のゴールドコーストの中心的な町がバーレイヘッズ。
このあたりもまたビーチ沿いに数多くのコンドミニアムが建ち並んでいます。
バーレイヘッズはサーフィンをする人たちにとっては聖地のような場所と言われています。
北から大きな弧を描きながら長く続いてきたビーチが、ここバーレイヘッズで一度岬にぶつかって途切れているのですが、その独特の地形から、ゴールドコーストでも特に美しい波が立ち、オーストラリア有数のサーフポイントとなっているのです。
かつて、サーフィンのワールドチャンピオンシリーズも行われたこともあるほどで、世界的サーフブランドのビラボンの発祥地としても知られていますよ。町にはサーフグッズを扱う店も多く、いつも多くのサーファーでにぎわっているのでぜひ訪れてみて雰囲気を感じてみてほしい街、そしてビーチです。
なおバーレイヘッズは景勝地としても人気です。町からバーレイヘッズ岬へ向かうグッドウィン・テラス沿いにはウォーキングルートがあるのですが、登り切った駐車場のあたりからはサーフィンする人たちの姿はもちろん、海の向こうにサーファーズパラダイスの摩天楼が望める絶景ポイントが知られていますよ。
有名なサーフポイントがめじろ押し
カランビンから、その南クーランガッタ、ツイードヘッズにかけてのエリアは、 ゴールドコーストでも特にローカルサーファーに人気があるスポットになっています。
何しろオーストラリアの有名サーフポイントのノースキーラ、キーラポイント、グリーンマウント、レインボーベイ、スナッパーロックはすべてこのエリアにあるからです。
特にスナッパーロックは、近年でもサーフィンの世界大会開幕戦の男子クイックシルバープロ、女子ロキシープロの開催地にも選ばれているほどです(毎年3月初め)。
カランビンでは、ビーチにもぜひ出てみたいところです。サーファーズパラダイスやバーレイヘッズからやって来ると、本当に人が少なく静かだと感じるかもしれません。ビーチには約2200万年前にマウント・ウォーニングの大噴火時に飛んできたという岩がいくつかあり、ビーチの北の外れに数個連なる岩カランピンロック、サーフライフセービングクラブ脇にあるのがエレファントロックと名付けられています。
なおエレファントロックの上は展望台になっているので、ぜひ登ってみたいポイントです。カランビンロックと海、そして海の向こうにサーファーズパラダイスやブロードビーチのビル群という眺望が楽しめるからです。サーファーズパラダイスのビル群が海に浮かんで見えとても綺麗ですよ。
このあたりはお店は少ないエリアですがエレファントロックの隣に海にせり出す形で建っているカフェがありおすすめ。まるで海の上でお茶をしているような感覚につつまれますよ
何をするにも便利!
サーファーズパラダイスから車で南へ約1時間30分。
そこにオーストラリア大陸最東端の町として知られるバイロンベイがあります。
1770年、キャプテンクックがオーストラリア東海岸を北上中に見つけた岬にケープバイロンと名付けました。岬には1901年、当時の名建築家ジェームズ・バネットの手によるコロニアルスタイルの真っ白な灯台が建っています。現在は使われていないですが、かつてはオーストラリア最大規模を誇る灯台でした。
この町はもともと捕鯨基地として栄え始めたのですが、1962年に基地が閉鎖。その後豊かな自然に囲まれたこの地を愛する芸術家やサーファー、ヒッピーたちが集まる、ポヘミアンな雰囲気のリゾートとして知られるようになりました。そして現在、人口約9000人(周辺人口を合わせると約3万人)を抱える、ニューサウスウェールズ州北部随一の人気リゾート地となっています。
青い海と自砂のコントラストがまぶしいビーチバイロンベイには美しいビーチも数多い。最もにぎわいを見せるのは町の前に広がるメインビーチ。ビーチ前の広場には今もアーティストやヒッピー風の人たちが集まっていることも多く、自砂のビーチヘ下りると家族連れやカップルが思い思いにくつろいでいます。ライフセーバーによる監視もありますので、泳ぐのにも安心ですよ。
サーファーに人気があるのがケープバイロン脇のワテゴズビーチと外洋に面したタロービーチ。週末ともなると大勢のサーファーがいい波をつかまえに集まってくるそうです。サーフィンはもちろん、ダイビング、シーカヤック、ブッシュウォークなどアクティビティは盛りだくさんたマッサージ、アロマテラピー、 ヨガなどリラクゼーションのための施設も多いです。レンタカーがあるなら、近郊に数多くある国立公園を目指してドライブするのも楽しいでしょう(なんと野生のコアラに出合える可能性も高いポイントですよ)。
こっそり教える
バラエテイに富んだビーチアクビティが充実しているゴールドコースト。
豊かな自然環境の中でアクティブに遊んでみましょうね!
ボートに引っ張られて空中を舞うパラセイリングで、ゴールドコーストの絶景を体感しましょう。
高度60~ 70mの空中から世界遺産グレートパリア・リーフ、外洋、内海、亜熱帯雨林が広がるヒンターランドと、4つの異なる絶景を望める贅沢な体験が可能ですよ。運がよければクジラやイルカの群れが見えることも!
約8~10分間のフライトでは鳥の ように海の上を舞いながら、はるか遠方に見えるゴールドコーストのパノラミックな景色を満喫してみてください!
インストラクターが事前にしっかリレクチャーをしてくれ、ハ ーネスやライフジャケットも着用するので安全上の問題は ないが、足は宙に浮いた状態なのでビーチサンダルなど 脱げやすい靴は避けましょう。スカートも避けたほうが無難です。
水面をジェット水流によって走る水上バイク。
日本では小型船舶免許の必要なジェットスキーも、オーストラリアではインストラクター監視下であれば、限られた海域で誰でもトライできるんです。
アドバンスマリングループが催行するアクティビティでは、周囲に設定されたオーバルのスペースを30分間思う存 分乗り回れます。原付感覚で自分でスピードをコントロールできるのも楽しいポイント。
もちろん初めての人でも大丈夫なように、日本人インストラクターがていねいに操作方法を説明してくれますよ。水温の低い時期には無料でウエットスーツも貸してもらえます。
スピードと爽快感を満喫できる時速70~80Kmで海面を疾走するジェットボート。
ブロードウォーターの真っ青な海面を、風を切りながらすさまじい勢いで疾走します。
ボートは時速80キロまで加速し、飛び跳ねているような感覚が味わえます。ときにはスピンしたり、急停止したり、急加速したり、ツイストしたり アクロパティックに走行してくれます。まさに海上のジェットコースターという感じでありきたりなスピードでは満足できない人におすすめのアクティビティでしょう。
ブロードウォーターを約20分間全速力で疾走します。 何人もが一緒に乗るので、盛り上 がり度も最高 で体感速度はMax120Kmといわれています!
インストラクターの指示をきちんと守って乗っていれば、安心・快適なアクティビティですが、体調が悪いときは控えたほうが無難。
ダイビングや気軽にトライできるシュノーケリングで、熱帯魚が泳ぐ幻想的な海中世界を遊泳してみよう。
日本人インストラクターがいるので言葉も安心。穏やかな海域でのダイビングでは、色とりどりの熱帯魚の餌づけに挑戦できます。
無人島の浅瀬で練習した後、海の中を自由に遊泳。ダイビングに自信がない人には、熱帯魚と遊べるシュノーケリングがおすすめ。熱帯魚と仲良しになりましょう。
船に乗る時間が短いので、船酔いの心配が少ないです。また、視力の弱い人用に度付きマスクの用意もあったりするので、水中の魚達がはっきり鑑賞 できますよ。
世界有数のサーフィン天国サーファー憧れの海で、サーフィンのレッスンを受けてみよう。
ゴールドコーストは世界のサーファーが憧れる地。市内中心部か ら徒歩で行けるサーフィン・スポットでは、レベル別、半日クラス、1日クラスなどさまざまなサーフィン・レッスンが行われているので気軽に参加してみましょう。初心者でもレッスンの最後には立てるようになる人が続出。立てた瞬間は思わず感動しますよ!
絶対知っておきたい
紫外線が日本の5倍は強いといわれるオーストラリア。水中にいると気づかないですが、実はアッという間に日焼けをしています。ひどい場合は炎症を起こすこともあるので、こまめに日焼け止めを塗り直してくださいね。海水で目が 充血することもあるので、日薬もあるといいでしょう。
ゴールドコーストで泳ぐのに最適なのは11月から4月にかけてがベストと言われています。 この時期を過ぎて気候が涼しくなってきてもすぐに水温が下がるわけではないのですが、海から上がったときに肌寒く感じるかなと思います。 オーストラリアでは冬場に当たるのが6-8月ですが、この時期の水温は20度を割り込むほど。日本ほど寒くないにしても海で泳ぐには寒いです。この時期に海に入っている人もいなくはないですが、ヨーロッパからの屈強な観光客たちですね
ゴールドコーストのビーチはとにかく広くて長いことで有名。人気がない場所を独り占めして泳ぎたい気持ちは分かりますが、非常に危険な行為ですので絶対に止めましょう。
サーファーズパラダイスを含むゴールドコーストの主要ビーチでは、ライフセーバーが常駐していて、毎日泳ぐのに適している場所に赤と黄色の旗を立てています。旗のあいだはライフセーバーが特に遊泳者に目を光らせている場所でもあるので、海に入るときは赤と黄色の旗の間で泳ぎましょう。
泳いでいる間にも左右にかなり流されるので、常に旗の間にいるか確認するのも忘れないようにしましょう。