子連れ海外旅行で不安なパスポート取得を徹底解説

子連れ海外旅行で不安なパスポート取得を徹底解説

パスポートの申請から取得まで

ツアー等の手配がすんだら、何よりも先にパスポート有効期限を確認し、必要であればすぐに取得しましょう。パスポートは0歳からひとリ1冊必要になります。5年有効と 10年有効の2種類がありますが、20歳未満は5年 有効のパスポートしか申請できません。窓口によって多少異なりますが、申請から受領まで約1週間かかるので余裕をもって申請をしましょう。

パスポートの申請は、住民登録をしている各都道府県の旅券課で行い、申請から発給までは通常1週間から10日程度かかります。夏休み前などは混み合います。また、窓国の受付時間にも注意して余裕を持つて申請しましょう。尚、申請は代理人(署名や身元確認書が必要)や旅行会社でできますが、受け取りは必ず本人でなければなりません。新規申請に必要な書類等と申請から取得までの手順は以下のとおりです。

パスポート新規申請に必要な書類

初めての取得。有効期限が切れたとき又は1年未満になったときなどは以下の内容を確認してください。
01

一般旅券発給申請書

1通。(市区役所、町村役場又は行政センターで事前にもらっておくと良い)

各都道府県のパスポート申請窓口で入手できます。5年有効と10年有効では申請書が異なりますので要注意です。 パスポート申請書の2ヵ所の署名欄は、子供に自署能力があれば基本的に本人が署名することになります。乳児等で署名できないときは親権者が代わって記入することも可能です。

02

戸籍抄(謄)本(6ヶ月以内発行のもの)

1通。

※家族が同時に申請する場合、申請する家族全員の名前が記載されていれば、ひと家族1通で可能。
03

住民票

1通。6ヶ月以内発行のもので本籍地の記載があるもの、住基コードがある場合、必要なし。

※家族が同時に申請する場合、申請する家族全員の名前が記載されていれば、ひと家族1通で可能。
04

写真

1枚。タテ4、5cm×ヨコ3、5㎝、無帽、無背景、上半身正面で6ヶ月以内に撮影したもの

乳幼児のバスポート写真はどうする?

パスポート写真は顔の大きさや余白に細かい規定があるので、規定を熟知している写真店にまかせるのがおすすめ。証明写真用のフリーソフトを利用して、サイズに合うよう自分でトリミングし、コンピニなどで出力するという裏ワザもあります。座れない赤ちゃんなら無地で淡い色のシーツなどに寝かせて真上から撮影した写真でもOKですよ。

05

身元確認の書類

1点でよいもの⇒日本国旅券・運転免許書など

2点必要なもの A+A又 は A+B (B+Bは 不可)

Aの書類
・健康保険。国民健康保険等の被保険者証 ・印鑑登録証明書(登録した印鑑も持参) ・母子手帳 ・国民年金・厚生年金手帳又は証書
Bの書類
次のうち写真の貼ってあるもの ・会社の身分証明書 ・学生証 ・失効旅券
06

前回取得したパスポート

ある人のみ。有効期限内に切り替える時は必ず必要。
06

手数料

10年用パスポート (申請時に、取得不可) : 16,000円
5年年用パスポート : 11,000円
5年用パスポート (申請時に12歳未満の方) : 6.000円

パスポート申請から取得までの手順

Start

旅券課窓口での申請01

住民登録をしている各都道府県の旅券課窓口に必要書類等をそろえて提出。子どもが自筆で字がかける場合、自筆のサインが必要なので、事前に申請書をもらい家で記入しておくと良いでしょう。サイン箇所は表だけでなく裏面もあるので、2ヶ所忘れずに記入しましょう。

引換書をもらう02

申請窓回の人が説明しながら『○月○日』と記載された引換書を渡してくれる。

本人による受け取り03

必ず本人が受け取りに行く。子どもも同行する。必要な書類等は以下の通り。・申請時に受け取った引換書・手数料(収入印紙と都道府県証紙を窓口で購入する)

パスポート受領04

受領の際、係員の目の前でパスポートの所定欄に署名。乳・幼児の場合、法定代理人が署名可能。(【例】署名の下に母代筆などと記入。詳細は係員の指示に従う。)万が一のために、パスポート番号・発行年月日・有効期限をメモしておこう。記載されたページのコピーをしておくこともおすすめ。
End

パスポート申請から取得までの手順

パスポートの有効期間はだいじょうぶ?

現在のパスポートの残存期間が、渡航国で定められている残存有効期間よりも少なく、入国が拒否されるケース。まず以下の表をこ覧になって、こ自|身のパスポートの残存期間があるかどうかを、必ず確認して下さい。もし渡航国が以下の表になければ、目安として、6ヶ月を切っていましたら、新規申請することをおすすめします。

新婚旅行はパスポートの名義にも気をつけて

新婚旅行に行く際に旧姓のパスポートを名義変更せず、新姓の名前でツアーや航空券を予約し、当日空港でチェックイン時に言われて初めて気づくケース。これもよくあるパターンです。対応は扱う航空会社や旅行会社によっても異なりますが、名前変更(業界ではネームチェンジといいます。通常、再発券手数料がかかります。)できるところと全く名前変更できず、飛行機に搭乗できないところがあります。後者だと泣く泣く海外旅行を中止せざるを得ないので、気をつけましょう。新婚旅行までに時間に余裕がある場合は訂正申請をしましょう。必要書類は以下の通りです。尚、パスポートは旧姓のままでも使えますが、その際は航空券の名前やクレジットカード(身分証明のためパスポートの提示が求められることも・・・)の名義も旧姓のままで通しましょう。要はすべての名前。名義は統一することです。

パスポート訂正申請に必要な書類

有効なパスポートをお持ちで、氏名。本籍地の都道府県名が変更になった方
01

一般旅券訂正申請書

1通。(市区役所、町村役場又は行政センターで事前にもらっておくと良い)
02

戸籍抄(謄)本(6ヶ月以内発行のもの)

1通
03

訂正するパスポート