入国手続きの準備
家にいるときにできることもあります
出発前に滞在先の出入国カードの記入をしておくといいでしょう。パツケージツアーの場合は、出入国カードはたいてい、事前に最終日程表とともに送られてきますが、もし送られてこなかった場合、旅行会社に有無を確認して、送ってもらいましょう。個人手配旅行の場合、旅行会社や航空会社によって、出入国カードがある場合も。その場合は発券した航空券とともに送ってもらいましょう。
機内での入国準備
出現地到着予定時刻に近づいてきたら、念のため入国カードに記入モレがないかを確認しましょう。事前に入国カードを手に入れていない場合は、客室乗務員からもらいましょう。国によっては、税関申告書の提出が必要となります。その場合、課税されるものが無くても、全員提出しなければなりません。ただし家族の場合、代表者のみ1枚記入して提出することが可能です。
到着予定時刻から遅くとも30分前には、トイレを済ませて
いよいよ着陸となりますが、シートベルト装着のサインが点き、着陸態勢に入ると、子どもが「トイレに行きたい。」といくら言っても、絶対に行けませんので注意。トイレは余裕を持って済ませましょう。多少差があるものの、飛行機は到着の30分前にはシートベルト装着サインが点き、着陸態勢に入ります。この頃になりますと大変混みますので、余裕を持って行くほうがいいかもしれません。多少差があるものの、飛行機は到着予定時刻の約30~20分前には、シートベルトの装着サインが点き、着陸態勢に入ります。到着したら、『ARRIVA側(到着客用)というゲートを目指して移動しましょう。尚、日RANSFER』は乗り換えの方のゲートです。お間違えのないように。
着陸から到着のロビーまでの流れ
子連れ旅行に焦りは禁物。飛行機から降りるときも、混雑を避けて最後に出るくらいの気持ちでいよう。そして入国審査などを済ませて到着口ビーヘ進む。一連の流れを確認しておけば安心だ。
入国審査は家族一緒にが基本
入国審査は、家族一緒でOK。人数分のパスポートと入国書類を渡し、必要に応して指紋と写真を撮り、入国スタンプを押してもらうという流れ。「観光(Sightseeing)、ホテル名、滞在期間」くらいは間かれることがあるので答えられるように。
到着ARRIVAL
飛行機を降りたら、『ARRIVAL』(到着客用)というゲートを目指して移動しよう。(『TRANSIT』とは、一時寄航する方の待機場所で、『TRANSFER』とは、別の飛行機に乗り換える方のゲートです。)
検疫QUARANTINE
指定されている一部の国のみ。ここではイエ□―カード(国際予防接種証明書)を提示します。未接種の場合は空港で受けさせられる場合がほとんどです。入国審査IMMIGRATION
並ぶ時は『NON―RESIDENT』(非居住者)又は『FOREIGNPASSPORT』(外国人)の列に並ぶ。ここでは、パスポートと入国カード、航空券(復路)の提示が必要。審査は通常1人ずつだが、家族の場合は、一緒に受けられる場合も。いずれにせよ、係員の指示に従って下さい。主な質問内容は入国の目的と滞在日数、滞在場所。(入国の目的が観光にもかかわらず)仕事や勉強などとあいまいに答えてしまうと、いろいろと細かい質問を受けることになるので注意して下さい。荷物の受け取りBAGGAGECLAIM
広いフロアにたくさんのターンテーブルがあるので、表示を見て、自分達の搭乗した便名のところで待ちましょう。(荷物が出てこなかった場合⇒ページ下部にて説明しています。
税関申告CUSTOM
申告するものが無い場合は『NOTHING TO DECLAIR』(申告するものがありません)の列に並ぼう。ここでもパスポートを提示し、国によっては税関申告書を提出する。「この中身は何か?」など、簡単な質問をされる場合があるので、答えられるようにしておきましょう。到着ロビーLoby
到着ロビーは、大変混み合っているので、スリに遭わないように気をつけて。ツアーの場合で添乗員が同行していない場合、現地係員がツアー名を書いたカードを持って待っているので、そこに行き指示に従って下さい。さあ大変!自分の荷物が出て来なかったら?ロストバゲージ
到着後、空港にて荷物が出てこないことや出てきた荷物が破損していることは、稀ですが、あります。その場合は、航空会社の係員に荷物が出てこない旨、又は荷物が破損している旨を伝えましょう。この時、出発時にチェックインカウンターでもらった荷物のクレームタグ(預かり証)が必要となります。たいていは航空券の控えの裏に貼られていますので、それを見せましょう。その場合、航空会社によって対応は異なりますが、すぐに荷物が出てこなかった場合に備えて、当日に使う日用品(下着・歯ブラシ・化粧類など)の費用を請求しましょう。万が一、こうなった時のために、到着当日に使う日用品などは、機内持ち込み手荷物に予備として入れておくことをおすすめします。
移動前に現地空港でしておくべきこと
到着ロビーに出たら、ホテルに移動する前に、やることを済ませておこう。両替やSIMの購入などをしておくと、街に出てすぐに使えて便利。また子供の服装も現地気候に合わせて着替えさせておくのがよいでしょう。子供も長旅で疲れているので先を急ぐ気持ちはわかるが、まずはゆっくり落ち着いて。
両替やリコンファーム
日本で現地通貨への両替をすませていない場合は、両替所で交通費やチップなどすぐに必要な分だけ両替しましょう。この時、小銭を混ぜてもらうことを忘れずに。また、帰りの便のリコンファーム(予約再確認)が必要な人は、空港ですませておいたほうが良いでしょう。旅の途中ですと、うつかり忘れてしまうということも。航空会社のカウンターに行き、帰りのチケットを提示し、「Reconfirm Please」と言うだけです。「You Are Reconfirmed.」と言われてチケットが返されれば、リコンファームがすんだことになります。
子連れ旅行の場合のホテルや街中までの移動手段
ホテルの送迎バスかタクシーがおすすめ
子連れの手配旅行の場合は特に、ホテルの送迎バスやタクシーを利用しましよう。エアポートバスなどは、多少安いですが、各ホテルや停留所を回るため、自分達のホテルヘ直行する所要時間の倍近くかかることがあります。
ホテル予約の際に『送迎サービスの有無とその料金』を要チェック
グアム、サイパン、フィジーなどのホテルは、送迎サービス(無料と有料の場合あり)を行っているところが多いです。サービスがある場合、利用する飛行機の便名を告げ、予約しておきましよう。当日はホテルの人が、ホテル名の書かれた紙かお客さんの名前の書かれた紙を持って、至」着ロビーで待機していますので、その方の所に行き、指示に従いましょう。尚、大きいホテルなどでは、空港に専用のバス乗り場があり、そこから随時バスが出ている場合も。いずれにせよ、ホテルを予約する段階で聞いておくと良いでしょう。
タクシーの安全な利用方法
海外でいきなり不安を感じるかもしれませんが、以下の常識さえ守っていれば、決して不安なことはありません。何よりも、早くホテルに着きますし、荷物の出し入れも運転手さんがやってくれますので、子連れ旅行にはおすすめです。利用される方は、以下の注意点を守ってください。
タクシー利用の注意点
白タクには気をつけて
空港で声をかけてくるタクシー運転手には付いていかない。白タク(違法タクシー)の可能性が高い。
空港のタクシー乗り場で乗りましょう。
白タクに間違えて乗らないためにも必ず正規の乗り場から乗ろう。
行き先を書いたメモを用意
言葉に自信のない人は、ホテル名や行き先を英語や現地の言葉で書いたメモを事前に用意し、運転手さんに見せましょう。例えば、シェラトンホテル系列ですと、『シェラトンホテル』など、同じ街中でも、いくつもの系列ホテルがある場合がありますので、はっきりと最後まで名称を言うか、しつかりとメモを見せましょう。
メーターを確認しよう
タクシーに乗車してから、メーターが動いていないことに気づいたら、メーターを倒すように要求しましょう。後から、法外な料金を請求される場合もあります。
クレームは毅然と
ホテルに到着してから、万が一、法外な料金を請求されたら、支払わすに「待っていてください。ホテルの人に料金を確認します。」と毅然とした態度で言いましょう。
チップの習慣のある国では、忘れずに
一般的に、料金の10~15%ですが、荷物がたくさんある時や子どもがタクシー内でぐずって迷惑をかけた時などは20%前後が目安です。(※チップの習慣のある国:アメリカ・カナダ・∃―ロッパ・香港など)(※チップの習慣のない国:オーストラリア・フィジー・ニューカレドニア・中国・韓国・台湾など)
到着したら空港でトイレをすませておくのが鉄則
環境や気候の変化で、トイレが近くなることが多々あります。海外では日本ほど公衆トイレが多くありません。タクシーやバスの中で困らない様、トイレは必ず空港内ですませておきましょう。